お茶の縁。

何怒ってるんだか。あたしときたら。新宿帰りにいつものバーに寄ったら元彼Jに遭遇。しかも女連れ。一気にジェラシーがきて、不機嫌になって、CD買って帰ってきた。
でも、ある意味彼があたしにだんだん似てきているようでもあり、嬉しくもあった。バーにそれぞれ相手を連れてきて妬かせるの。スリリングでハマると楽しい遊び。ゲームなのかも。


今日はお茶辞に大遅刻。本懐石だったため、夕方まで。片付けのお手伝いもして、知り合いも増えて。楽しかった。


帰りにM永さんと新宿で飲む。初対面だけどいろいろ話した。
あたしが欲しい答えが見つかった。牡蠣もステーキもお酒もおいしかった。
さすがにあたしより一回り以上年上なこともあるけど、とっても大人だった。素敵です。
無駄にならない。10年後か、もしかしたら無駄じゃなかったってことにすら気づかないかもしれないけど、でも無駄にはならないってこと。
そして、10年後の明確なヴィジョンを持っていない自分を恥じた。彼はまったく無邪気で子供のように、でも確かに夢を持っていた。そしてやりたい仕事をしている。
自分の意見もあって、自分のことをわかっていて。あたしなんてまだまだ本物になってないってこと。まだ受け売りしてるだけ。あたしは自分の言葉をいくつ持ってるかしら。
もっと話していたいと思った。過去をも話したいと思ったけれど、それはこの際どうでもいいことだとも思った。元彼の話なんてこの場合どうでもいいのだった。
あたしのこともよくわかってくださって、理解しようとしてくださって、大事な人。簡単に誘おうとするのがいけなかったけど、かえって良き友人(友人なんて言っていいんだろうか・・・)を得ることができるのかもしれない。刹那的な衝動に駆られるよりも、ずっとずっと深いつながり。ユーモアもあって、楽しかった。
昔の話。家族の話。自分自身の話。まったく違う環境で育ってきて、ここで出会った。これもまた縁なのだろう。
また飲みに行くはず。いつ連絡取ろうかしら。