消耗品か止まり木か。

1週間の半分はKくんと過ごしてる気がしてきた。やっぱりB型同士は良い。
恋人になってもいいかなーと思ったりもしたけど、なんかやっぱり違うって思ってるところもあるみたいで。微妙。
この間俊ちゃんに「ただいま」電話をしたときに欲情したのを消化するのに、2人、3日もかかった。効率悪すぎる。しかも自己嫌悪。


何て言うのかな、普通のデートとやらをもっとした方がいいのかもしれないと思った。Kくんに、イチゴ狩りに行こうとか、壁打ちしに行こうよとか言われるたびに、びっくりして目を丸くしてる感じのあたし。
思い出は後で痛いから、思い出を作るのが嫌なんだよね。怖がりだ。
そして、そういうこまごまとした思い出を作るには必要な、日常の範囲に俊ちゃんがいない現実にも今更気付く。


夜中に電車で会いに行けるって素敵。40分かからない。定期買ったら電車賃もかからない。
居心地がいいから、とりあえず逃げ場所は確保したかなとは思った。安心する。


あたしが保険をかけなくてもいいように、とKくんは言った。さすがに保険をかける為だけに誰かと寝なきゃならないのは辛いし、ダメすぎる。


付き合うことにしてしまったら、終わってしまいそうな気がすると言われたけど、付き合っても付き合ってなくても、いつかは終わるんだよと思った。何も変わらない。
それにしても、微妙な感じで縛りをかけてくるのかな。自信を持たせようと思ったものの、甘えすぎて、自信過剰な感じが嫌だなーとは思う。


それにしてもね、「いま、会いにゆきます」を観たって話をされて、隣にいて欲しかったとか言われちゃうと、あーあたしはこういう子を弄んじゃいけないな、とか、弄んでるのかなって思う。変な罪悪感っていうか、面倒くさい。重い。


憧れる感じが無いのかな。学力は負けないって言われても、そんなの別にどーでもいいんだから。それぐらいの人なんてゴロゴロいるのよ、と言いたくなってしまうあたしは鬼。ただ、言わないからまだマシ。