禁欲宣言。

昨日はY野さんとお昼を食べた。今日もだけど。


昨日。
4限終わってから、S宮と一緒に帰った。コンビニで彼はソーダを、あたしはお酒を買う。
家の近くに近所の猫がいて、S宮が「猫を抱えて走り去るところを撮りたい。」と言い出した。
水風呂入れたりしながら、順調に撮影。


最近のあたしは性欲減退。夏バテのせいにしてはみたけど、違う。
好きな人ができたのかなぁって思ってみたけど、自分で誰だかもわからない。やれやれ。


S宮とあたしは思ったことを正直に言い合う。
撮影の間に入ってた音声を聞いたS宮は、「うちらまるでケンカしてるみたいじゃない?」って言った。なるほどね。
S宮が言う「思わせぶり」とか「うそつき」って言葉は痛い。刺さってくる。
「好きでも無いくせに。」とあたしを突き放すS宮を見てしまったから、どうしようもなくなっちゃった。


帰り、バス停で来ないバスを待ってた。座り込んで泣きたかった。
冬ソナのCDしか無くて、聴いてたんだけど、バスに乗って座ってたら涙が出てきた。
泣きたいときには泣けなかったのにって思いながら。
身辺整理するっていう方針でやっているだけなのに、S宮に惚れ込んじゃいけない、近づいちゃいけないって思って、その通りに実行してるだけなのに、わけわからない。涙は出てきちゃう。
横浜に着かないバスは止まって、バスを乗り換えた。横浜まで泣けてしょうがなかった。


武蔵小杉でM村ぴょんと会った。
居酒屋で彼はビール、あたしは烏龍茶を飲みながら話す。
彼はさすがに大人だと思った。あたしはまだまだ子供だ。


話したら楽になったのに、電車降りたらまた泣けてきた。
公園に寄って、きっとJが昔夜あたしに電話をかけてきたときに座ってたであろうベンチに座って泣いた。その席には、今まで一度も座ったことは無かった。


ブランコに一瞬白い人影を見た。あたしがいつも乗る方じゃない方のブランコ。
一瞬だったけど、Jに思えた。目を凝らしたけど、人は乗ってない。でも、つながってるんだって思ってしまう。確かに信じられる。不思議現象。
あたしとJは隣同士に座って、同じ方向を向いてブランコをこいでる。カチッと納得してしまう。わかってしまう。


カップルがいて、ハグしていた。幸せそうだった。
見ているあたしまで微笑んでしまった。
公園は木々や遊具が変わってあの頃と同じではなかったし、あたしとJもあんな風に幸せな恋人同士でいることはできなかった。それでも、目の前にいる二人があたしの望んでた幸せを満喫しているようで、勝手だけど嬉しかった。


微笑んだまま公園を出たのに、また涙ぐんだ。
こればっかりは、いまだにどうしようもない。


今日は、朝から嵐を聴いてテンションを上げる。
チャイ語の小テストはできたけど、もう少し勉強しといた方が良かったな。


急いで歯医者に行って、帰りにいつものバーに寄ったら、すごい濃い面子が揃ってた。
たこ焼きとバタピー、わさびチップスをつまみながらビール。店長が焼酎を振舞ってくれた。


そう、あたしは1ヶ月の禁欲生活に入るのだった。賭けをしてるんだから(笑)
しかしそれにしても、「禁欲」っていう言葉のボーダーが人によって随分違うんだなぁと思った。