お神楽とジャズ。

起きたら、ミスコンの一次審査落ちてて、妹に電話。
「審査員の好みじゃん。」とバッサリ斬ったよ、かんてぃ(笑)
どうせ落ちるなら、猫耳を送るべきだったかなぁと考えつつ。


そもそも、あたしは生まれたときから浮いてる。万人ウケしないし。
普通にやってるつもりなのに、不器用だったり。自分の不器用さ加減には、ほんと泣きそうになること多々ある。


ご飯食べてから、コンサートを聴きに出発。台風対策バッチリ。
お神楽とジャズの融合。
お神楽がこんなに面白いものだとは思わなかった。大蛇退治。
大蛇、かわいかったー。お酒飲んじゃって、酔っ払って居眠りしてるところとか、笑いが起きてた。


お神楽とジャズは、さすがに違和感があった。
鬼が舞ってるのにジャズが入ると、コミカルになっちゃうんだもの。ルパンを思い出した。


ジャズは、完全にお神楽に食われてしまってて、最初はノってなかった。
スト2、3曲くらいでノリが良くなって、良かったけれど、とにかくサックスが最高!
艶っぽくて、とにかく音がいい!表情も豊かで、感動した。染み入ってくる感じ。
お神楽だけでも十分元は取れた感じだったけど、ジャズはさすがに一流だった。


トランペットは華やか。ベースも心地よい。トロンボーンはゆったりしてて、癒された。
ドラムももちろん良かった。
本当にいいものを聴いた。


秋吉敏子が好きなように取り仕切ってるのも面白かったし、何より、ルー・タバキンのファンになっちゃった。
今週の月曜に行った、晴海トリトンでのコンサートはチェロ以外最悪だったけれど、今日のは最高!!
やっぱり一流は素人の耳にも違うのだった。


ジャズの自由さ、奔放さ。
クラシックをずっとやってきたあたしにとっては、憧れ。
でも、その「自由」っていうところが、難しいんだってこともわかる。
センスと個性とが物凄く反映される。責任を取れる人に許される自由。


秋吉敏子さんはめちゃくちゃカッコイイ女の人だった。73歳であんなに黒のヒールが似合うなんて!
今日は、本当に素敵だった。ルー・タバキン中毒。CD買ってこようかな。