付いていくって決めたから。

水曜のかてきょが終わってからMZ嬢宅を訪問。MZ嬢彼氏のバイト先のガストに後でご飯を食べに行き、彼のバイトが終わるまでSくん宅でドラクエ。終わったら迎えに行って、二人がSくん宅まであたしを送り返してくれた。結局気が付いたら朝。


木曜は夕方までひたすらぐたぐたしてて、白金にご飯を食べに行こうと出掛けたら、なんだか東名に乗りたくなって、そのままSくんを拉致ってミルを乗せたまま熱海まで。
沼津で降りて適当に熱海に着いた。お刺身、牡蠣、海鮮丼を食べたけど、めっちゃ美味だった。一人3150円かな。ゆっくりできて良い。
帰りは下道で戻ってきた。途中で湘南平に寄った。久しぶり。相変わらず夜景が綺麗だった。
Sくん宅に戻って、帰ろうと思ったのに、また朝になって。もう金曜日。


いい加減帰らないとまずいので、ミルと一緒に帰宅。水曜の午後に家を出たのに、帰宅は金曜のお昼過ぎ。ミル断食。
ミルにご飯をあげてから、洗濯物を取り込み、珍しく料理なんぞをしてみる。ラタトゥーユとマドレーヌを作った。白ワインの代わりに赤ワインを使ったけど。M上くんが誕生日にくれたワイン。


MZ宅か家でキムチ鍋をやろうという話になっていたけど、MZ嬢から連絡がなかなか来ず。そうこうしているうちに、かんてぃのところに遊びに行くっていう案が浮上。関越飛ばして新潟まで行くかどうか考えてた。
あたしがお昼に帰宅してから、俊ちゃんが出掛けてしまい。鳥取砂丘の写メが届いたのが夕方。見てびっくりした。一人で行っちゃったなんて。もー。


急に鳥取に行きたくなったあたし。砂丘も見たいけど、俊ちゃんに会いたくなった。
かんてぃには悪いけど、明日水族館に行っても、きっと俊ちゃんのことが気になってしょうがないだろうなって思って。20時過ぎに大阪行きを決意。


MZ嬢から電話がかかってきて、着替えながら話す。「会いたいなら行った方がいいよ。」と彼女。
家を出て、終電に間に合うか心配で、タクシーに飛び乗った。会いたい一心。俊ちゃんに会うためなら、あたしはどこにだって飛んでいくって思えたから。鳥取まで車飛ばそうかとも思ったし。


新大阪で待ってるって伝えて。今日俊ちゃんが鳥取から帰って来なかったら、朝まででも明日まででも待つ覚悟。自分でも怖いくらいおかしいテンション。


新幹線はめちゃ混みで、名古屋まで扉の前の狭いスペースに立ってた。すごく長く感じた。名古屋からは座れて、京都、新大阪で到着。
いきなり現れた俊ちゃんにびっくり。正面口に行きたかったのよね、どうしても真夜中に。
しばらく正面口で二人立ってた。0時過ぎるまで。しみじみした。最初にりんちゃんと会ったところ。


0時過ぎてから駅を離れて、ドライブ。あたしはリアクションが薄くて、変なテンションだった。
コンビニ寄って泊まって。二人で部屋でお酒飲んで。アゴかじりつつ。飛魚、なかなか美味だった。


お風呂で大はしゃぎ。遊んでたらいつの間にか朝の5時になってて。
しばし戯れて、いつの間にか眠ってた。
そのまま起きたり眠ったりしゃべったり戯れたり。17時半まで滞在。
夜を一緒に過ごしたくて、隣で眠りたかったから、無理してでも夜に着きたかったんだけど、昼も夜も無かった。


1ヶ月ちょっとぶりに俊ちゃんに会って。嬉しかった。めちゃめちゃ会いたかった。
そして、長い間、あたしは大事なことを落としてたと気づいた。気持ちがあるのってやっぱり違う。愛しくて、気持ちが溢れてくると自然に触れたくなる。勝手に体が動く。頭でああでこうでって考えてするなんて、大間違い。頭に縛られてるってそういうことだったのかって思った。


俊ちゃんが言ってた「本当に寝たい人」ってこういう人のことを言うのねって思ったり。あたしの「寝たい人」にはチョッカイ出したいとか、別に一回食べてみたいとか、そういうのまで含んでたから、そりゃ話が噛み合わないわけだわ。なんだか変なところで納得。
ここまで想えない人となら、してもプラスマイナスが出てきてしまう。どこかで必ず、こうしなきゃっていうのが出てきて、頭が先に出てくる。気持ちに突き動かされるんじゃなくて、ただ「セックスをする」っていうことなんだもの。考えすぎて精神まではなかなか満たされないし、自由には気持ち良くなれない。消耗していくだけだったのかも。ただの道具だわ。


戯れてるのも素敵だけれど、あたしにとって俊ちゃんとの関係は、セックスは後回しでもいいかもしれないって思える感じになってきたかも。いつか歳を取って、しなくなっても、一緒にいたいもの。
先を考えたとき、セックスだけの魅力って二の次三の次。お互いオジサンオバサンになってさ、お腹なんか出ちゃってさ、それでも愛おしいと想い合えるような関係じゃなきゃ。若くて粋が良いだけじゃダメなのよ、うん。


俊ちゃんの過去の彼女の話を聞くと軽く嫉妬を覚えるくらい、彼の子供のときだって、学生のときだって、彼を見ていたかったって思う。
心中すること考えたって、俊ちゃん以外の人となんて嫌だわ。彼とならあたしは地獄にだって行く。彼さえいれば、何もいらない。彼がいるなら他の人なんていらないかもしれないと前に思ったことがあると思うけれど、今日もやっぱりそう思った。
だって寂しくない。繋がっていられたら、この世の中だって悪くない。彼がいてくれるなら、あたしは頑張れるから。
親を大事にしたり、自分を大事にすることが、彼を大事にすることに繋がっているんだって、素直にそう思える。


話してると、未だに発見があって。子供達の話をしてる彼が、あたしはとっても好き。運転中もそう、彼の目は輝いてるもの。キラキラしてる。イタズラっぽい目線も。思いっきり笑うときも。たぶんあたしの心はその一瞬一瞬釘付けになってると思う(笑)
あたしはやっぱり俊ちゃんが大好きなんだなって思って。考えると涙が出てくるくらい好き。会えて本当に良かったって思える。今だって。


純愛があったっていい。いろいろあったけれど、それを越えて、いつまでも繋がっていたっていい。
もっと周りを見ればいいとか、もっと相応しい人が、とか言われて、そういうのだって頭でわかってる。うまく立ち回って生きていくっていうので言ったら、ここで落ち着くのってまだ早いのかもしれない。でも、生きていくのに本当に基本になるものがここにはある。
いくら高級料理でも、あんな雰囲気で食べるのは嫌でしょうがない。そういう食事をし続けていく為に親が満足するような伴侶を見つけるのだとしたら、あたしは俊ちゃんと1膳のご飯を分け合ってでも、温かさを感じて生きていきたい。甘いこと言ってるって思われるかもしれなくても、そういう美味しいご飯を食べたい。一緒に。


俊ちゃんが、「何もできないよ。」って言っても、俊ちゃんがそこにいて繋がっていれば、あたしはいろんなことを学んだり、あったかさを感じることができるんだよ。あたしには大きな意味がある。
これって「情」っていうやつなのかなーって考えたりもするけれど、今のあたしの気持ちはこれだから。
会いに行って、ほんとに良かったと思ってる。ピアス大事にしようっと。