終わりが来るまで。

久々にI田さんに会った。
「自分でそのとき取れる最大限で責任を取ればいい。」
「何でも人のせいにしてはいけない。すべて自分のせいだと本気で思った方がいい。」
「人のせいにしているといつまでも成長しない。自分がしたことが今こうなっていると思えば、軌道修正できるよ。楽になるでしょ?」と。
成果が出たらそれも自分がしたこと、と認めればいいみたい。素直に。
もやもやが少しすっきりした気がした。


あと、傷ついた男も傷ついた女も好きだってさ。味があるから。
あえて傷つきに行った方がいいわけではないけれど、自分のやりたいように生きてみたら?って言われた。もっと自由になった方がいい、親にエネルギーを取られ過ぎだとも。確かに。


あたしが幸せになることが一番親にとっても幸せなことだと言われた。あたしの中で両親に対する不信感はきっと一生拭い去れないと思うからなかなか難しいけれど。本当に信用できない。気を許すとろくなことが無い。
もっと安らぎたかったわ。打算だけじゃなくてちゃんと話をしたかった。一緒にご飯食べて、美味しいって思いたかった。でももうサヨナラだわ。


Kちゃんのカフェでホットサンドを食べて紅茶を飲んで、帰りの高速に乗るときに、なんだか満たされていることを実感したこと。ミルを病院に送っていったときの葛藤。これでいいのかなって思った。自分は後悔しないのか。答えは出ない。答えなんて無い。
一日の中でもいろんなことがある。


あまりにたくさんのことがありすぎて、あたしの心の限界を超えてた。本当はやっぱりしんどい。泣きたい。悔しくて悲しくて泣きすぎてる。でも全然足りない。どうにもならない。


微笑んでいるしかない。笑っているしかない。
いつだって切り抜けてきたから、ギリギリでもここまで来られたから。今度だって大丈夫、そう信じるしかない。
走り続けてボロボロになって、そうやって終わるのかしら。終わりが来たら、それはそれでもうしょうがない。それまで走るしかないの。