男の下心と恐怖。

金曜は初めてミルを自転車で引っ張って公園へ。帰りにケーキも買った。
だけど、夜、プッツンしてケーキを台無しにした。及び家庭内暴力
家の中に自分を脅かすものが無くなっていくのは、とても清々しい。この感覚なんだなと思った。


電話してたら、電話の向こうで俊ちゃんが鼻歌なんて歌うから泣いた。隣で、同じ空間で聴きたかった。
ワイン飲みながら、音楽かけながら。
妹は部屋を出ていった。


土曜はかてきょで、肉まんをご馳走になって、彼女のパパとクラシックについて話したり、CDを聴いたり。その間も給料発生してるんだけど、いいんだろうか。あんまり彼女のパパと仲良くなることは、彼女の精神衛生上悪いなと思った。


その後、お父さんが迎えに来て、ジャガーを運転して祖母のお見舞い。復活しそうだ。何かを伝えたがってた。彼女の声を聴いたのはいつぶりだったかしら。


祖父の墓参りは行けず、美味しい鮮魚を食べてから帰った。
帰ったら、そうやって出掛けること自体を母親が知らず、不機嫌にさせた。お父さんが当然言ってると思ったけど、言ってなかったらしい。あーあ。地雷。今更。


昨日はまたミルを連れて、Tさんと久々に会って、公園へ。
一度家に帰って、夕方一緒に飲んで、恵比寿へ。ボーリングしてからホルモンを食べた。
が、途中でTさんが帰さないと言い始め。終電過ぎてるし。ちょっとお金払ったら140円しか無いし。大ピンチ。


居酒屋にも付き合ったけど、カラオケに行こうって言われてさすがにマズイと思い、帰ろうとしたらこじれて。結局逃げた。
恵比寿から渋谷までとりあえず歩いて。はー情けない。


しかも、いつもの店でお水もらってから帰ろうと思ってたのに、センター街で知らない男に声をかけられる始末。
そば屋で話してたら、バイクマニアで、バイクを4台持ってて、武蔵野音大をトランペットやって卒業した変な人だった。


送ってもらうとかいう話になったのに、何故か女の子の家に寄った。ナンパしてきた男の彼女の家に入るなんて、なんてことなんだろう。トイレ借りちゃってさ。
そのままじゃつまらないから、別れさせるかーと思って、トイレの蓋をきっちり閉めといた。気付く女は気付くだろう。
部屋を出てからしゃべっていて、そのことをバラしたら、彼は慌てて戻って直してきたから、男ってこんなもんなのかなーと思っちゃった。変なの。何もしてないのに面倒になるのが嫌だとか言ってるけど。ふーむ。


その後何故か渋谷に戻り、路上でバイクの運転を教えてくれた。エンジンかけられないかも。あたし。
キスされそうになって避け、ホテル連れて行かれそうになって断り、結局あたしの心の中には俊ちゃんが生きていて、どうにもならなかった。こんなんで俊ちゃんへの愛を確認するなんてお粗末すぎる。まったく。申し訳無くなる。


あたしといるととても楽だとか、癒されるとか言ってて、自分のことを自分がいろいろ話してしまったことにびっくりしていたけど、それで何?って思った。
セフレがいたってびっくりしないし、それで埋まるところと埋まらないところがあるのをあたしは知っているし、気楽な関係であってもそれだけじゃずっと幸せでいられないのを分かってるから、目新しいことなんて何も無いし。
セフレがいることはイレギュラーだとか何とか言ってたけど、あたしはそんなの考えたこともなくて、へーと思った。そもそもあたしはセフレだなんて誰かのことを思わない。


彼女だかセフレだか知らないけど、知らない女の子の家にはチャイナドレスがかかっていて、あたしはそれを見て、あーこれ着てここでしちゃったらこの男最低すぎるなと思って、やたらテンション上がった。「そんなことしたら、無駄にあたしの武勇伝が増えるね!」ってご機嫌でバイクの後ろに乗ってるあたし。完全なるアホ一歩手前。


とにかく寝たくない人とは寝られない。迫られても怖いだけだからやめてほしいです。っていうか、知らない人に家の方まで送ってもらうあたしは、ネジが飛んでるんじゃないかと思った。お金が無いって怖い。そして、男の下心は恐ろしい。地獄だ。


今まで、普通にご飯食べに連れてってくれる人がいて、飲みに連れてってくれる人がいて、一緒に遊ぶ人もいて。前に1年ぐらいかな、バイトしなくてそれでも遊んでいられたのは、誰かしらがそうやって連れていってくれてたからだった。
あたしの周りの人達はみんな物分かりがとてもよくて、あたしのことを尊重してくれて、大事にしてくれて、そこに愛を感じる。奢ってくれるからどうのじゃなくて、あたしを解ってくれる。そういう大人な人ばかり周りにいるから、一般的な男の恐ろしさを今回知った。


勝負に出てるつもりで、デート代払って、寝ようだなんて。そんなのであたしはセックスしない。萌えない。
思い出しただけで怖い。奢る男の恐怖がしっかりと刻み込まれたのだった。酷い。あたしが食い逃げ(もちろん食品)みたいに見える。それも酷い。


朝、送ってもらって横断歩道を渡ろうとしたら、Tさんが向こうから車に悪態をつきながら歩いてくるところで、走って逃げるとバレそうだから、背筋が凍りそうになりながら早足で家に帰った。近所ってところが死にそう。
こんなに嫌な思いをするのは初めてかも。二度とご飯食べに行かないし、会いたくもない。ブラックリストに追加。


バイク男の方は、連絡するだの、バイクで迎えに来るだの言っていて、それも今怖いなと思ってる。全体的に男性不信が大発生。
誰に会ったら落ち着くだろう。とりあえず落ち着いて眠りたい。