何もかもうまくいかなくなって。

●逃げる
踏みとどまるより勇気とエネルギーが必要で、神経も消耗するにもかかわらず、人は逃げたがる。

ひとがほんとうに逃げおおせるのは死ぬことだろう。死ねないのに逃げようだなんて甘い考えに決まっている。にもかかわらず、逃げる。一瞬の死、その甘美な想いから逃げられない。もうすぐ私が書いた芝居「グリーンベンチ」の幕が開く。私は、逃げたい。(『角川文庫『私語辞典』94ページより引用)

柳美里ね。これよ、これ。まさにこれ。
一瞬の死で済めばいいけど、マジで死ぬかも。


久々にSくん宅へ。シャワー浴びてSくんと寝ようとしたけど、うまくいかず。胃が痛いし、まったり体温を感じてたら、いつの間にか眠ってた。っていうか、眠りたかった。癒された。
Sくんはいつも黙って話を聞いてるだけなんだけど、何も押し付けがましくないから、あたしは一人で考えをまとめたり、吐き出したりすることができる。
あたしがもう彼を恋人とかそういう次元では愛していないように、彼もあたしのことをそういう風にはもう愛してはいないかもしれないけれど、小動物のように、隣で寄り添って眠ることならできる。それがとてもあったかくて。
彼の体は筋肉質で好き。背中にキスされるのも好きだなぁ。
久しぶりに「話した」気がした。また泣いてた。


Kくんに気を遣いすぎてるあたしも見えた。ストレスすぎる。恋人とか結婚とか無理。
壊れすぎ。居心地がいい反面、めちゃめちゃイライラするもの。Kくんといると。
もう終わりかな。ここまで自分削ってまで付き合うことない。


Sくんがしょうゆご飯を炊いてるのかわいかった。しかも色と香りしかついてなくて(笑)
でも、帰りの電車で泣いた。ホームで待ち合わせの電車を待ってるときにもポロポロ泣いた。このままじゃ、また薬飲むだろう。寿命が毎回短くなっていってるのがわかる。内臓はボロボロ。


アキちゃん、助けてあげられなかった。どんなにあの子が心細かったのか、わかってなかった。
自分で大丈夫なつもりでも、傷は治ってないんだから、とH川くんに言われ、どうしようもないと思った。いつまで傷ついたままなんだろう。ずっとこのままでいるわけにもいかないのに。
いつだって、しっかりしなきゃいけないって思ってる。強く見せてる。結局脆い自分。
まだ負けるわけにはいかないのに。体ダメにして闘えないのが歯痒いし。何やってるんだろう、あたしは。イライラする。


病院行かないとダメだろうか。薬嫌いなんだけど。カウンセラーに何話しても無駄かもと思うことが多々。だって、何も出てこなかったもの。この1週間。
何が原因で、どうしてこういう結果になってるのか、よくわからない。自分で分析できない。ご機嫌なときまで壊れるようになっては、おしまいだと思う。コントロール全然出来てない。


もう少しだけ楽になりたい。
このまま死んだら確かに癪なこともあるんだけれど、今のあたしには軽いことも大打撃になりかねない。あたしはどうやって死ぬんだろう。どうせ衝動的に思いつきで死ぬに違いない。


でも音楽科の先生達へ。
好き好んで授業に出なかったわけじゃないんです。今期は特に。やる気いっぱいなんだけどな。もう体も精神もついていけてない。
誰が嫌いとかでもないんだな。今更(笑)
そんなにあたしを苦しめないで欲しい。もう十分なんだから。